☆ 国が支えるため、安心です!
☆ 老後の備えは、国民年金プラス農業者年金が基本です!
(1) 65歳の農業者の方の平均余命は、
男性:22年(87歳)
女性:27年(92歳)
老後はお金の心配をせずに暮らしたいものです。その間、予測不可能な経済変動があり、思わぬケガや病気もあります。
(2) こんなにかかる老後の生活
現金支出で年額 272万円
高齢農家世帯(世帯主が65歳以上の夫婦2人)の家計費は、現金支出で月額約23万円です。(平成15年農林水産省統計)
(3) 国民年金の支給額
年額 158万円
農業者のみなさまが加入している国民年金の支給額は、40年加入で月額約6万6千円、夫婦あわせて月額約13万2千円です。
このように国民年金だけでは十分と言えず、老後の生活費は自分で準備する必要があります。
サラリーマンは国民年金(基礎年金)の上乗せ年金として厚生年金や共済年金(厚生年金のモデルケースで夫婦2人で年額約280万円、月額約23万円)を受け取っています。
農業者の皆様も、メリットがたくさんある農業者年金に加入して、サラリーマン並みの年金を受けとりましょう!
農業者年金の特徴
(1) 農業に従事されている方は、誰でも加入できます!
60歳未満の国民年金第1号被保険者(要付加年金加入)であって、年間60日以上農業に従事じている方は誰でも加入できます。配偶者や後継者など、家族農業従事者の方も加入できます。
(2) 少子高齢化時代に強い年金です。
自ら積立てた保険料とその運用益により将来受け取る年金額が決まる「積立方式(確定拠出型)」の年金です。自分が必要とする年金額の目標に向けて、保険料を自由に設定でき(月額2万~6万7千円)、経営の状況や老後設計に応じていつでも見直せます。
(3) 終身年金で、80歳までの保証付です。
農業者老齢年金は、原則65歳から生涯受け取ることができます。
仮に80歳前に亡くなられた場合でも、80歳までに受け取れるはずであった農業者老齢年金の額の現在価値に相当する額を、ご遺族に死亡一時金として支給します。
(4) 税の特例が用意されています。
・ 支払った保険料は、全額が社会保険料控除の対象となり、所得税・住民税が節税になります。
・ 保険料を農業者年金基金が運用して得られる収益は、非課税です。
・ 将来受け取る農業者年金には、公的年金等控除が適用されます。
(5) 認定農業者など一定の要件を満たす方には、保険料の国庫補助があります。
認定農業者で青色申告をしている方等、下記にある別紙の要件を満たす方には、保険料の国庫補助があります。
さらに詳細な内容やご相談については、最寄のJAか農業委員会にお問合せください。
JA 岸本支所 0859-68-2211
JA 溝口支所 0859-62-0501
伯耆町農業委員会事務局 0859-62-0715