EXHIBITION

□展覧会・開催概要

つゆのひとしずくパンフレットつゆのひとしずくパンフレット

■展覧会名つゆのひとしずく<小泉八雲と植田正治>
■会期平成18年7月15日(土)〜10月15日(日)
■開館時間午前9時から午後5時(入館は閉館30分前まで)
■休館日毎週火曜日(祝祭日の場合は翌日)、8月15日は開館します。
■会場植田正治写真美術館
〒689−4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353−3
Phone.0859−39−8000 Fax.0859−68−3600
■入館料一般800円(700円) 高校・大学生500円(400円) 小学・中学生300円(200円)
( )内は20名以上の団体料金です。
■主催伯耆町/財団法人植田正治写真美術財団
■後援今井書店グループ/BSS山陰放送
■協力王子製紙株式会社
■特別協力東映アニメーション株式会社/株式会社幻冬舎/株式会社幻冬舎エムディー


□開催主旨

「その小さな光りの玉も、やがてはそのあやしい色と、さかしまの絵ともろともに、消え失せてしまうことだろう。」―――小泉八雲、「露のひとしずく」(平井呈一訳、恒文社刊『怪談・骨董 他』所載)より

著書『知られぬ日本の面影』『怪談』等で知られる作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、明治期の日本に見出した風土、文化、人々の情を深く愛し、それらの中に宿る霊的なものを求めて、1890年の来日から1904年東京に没するまで日本の各地を旅しました。彼をそのような思いに最も駆り立てたのは、「わけてもここは神々の国である」と賞賛した山陰、特に1年3ヶ月を過ごした松江の滞在経験であると言われています。

1902年に発表された随筆「露の一滴」の中で、書斎の窓の竹格子に震えながらかかる、一滴の露の玉に映っている景色を通して小泉八雲が描いているのは、忽然と現われては消えゆくはかない生の輝きと、自然の中に存在する限り知れない神秘を宿した小宇宙の姿といえます。

1913年鳥取県境港市に生まれ、一貫して郷土山陰を撮り続けた植田正治は、写真というメディアの探求を通して自らの世界を展開し続けました。見慣れた景色や身近な人々にカメラを向けながら、植田は現実の中に潜む、時空をも超える世界に焦点をあて、レンズに映し出された現象を捉えて構成力巧みに切り取っています。焼き付けられた印画の数々は、自らの内面を反映したものであると同時に、そこにもまたはかない生の輝きを見てとることができるといえるでしょう。

今回の展覧会では、俳優の佐野史郎氏による監督映像作品「つゆのひとしずく」のイメージをベースに構成し、小泉八雲の文章を通して植田正治の世界を読み、また、植田正治の写真を通して小泉八雲の世界を見るという新しい試みをご紹介します。


□主な出品作品

  • 「ソラリゼーション」1931年
  • 「停留所の見える風景」1931年頃
  • シリーズ<童暦>より 1955−70年
  • シリーズ<松江>より 1964−68年
  • シリーズ<音のない記憶>より 1972−73年

●同時開催/D展示室(1F)

常設展「植田正治物語―――<写真するボク>―――」
植田正治の生涯にわたる写真活動の軌跡をご紹介します。


□お知らせ

8月5日(土)(17:15分受付開始)に佐野史郎氏(俳優)、小泉凡氏(小泉八雲曾孫)、巖谷國士氏(明治学院大学教授・文学部長)をお招きし、座談会「出雲の風土と幻想芸術の世界を語る」を開催いたします。

座談会参加者の追加募集を行います。募集は定員になり次第締め切らせて頂きます。応募は応募フォーム又は電話でお申し込みください。電話での申し込みの場合は、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、同伴者がいる場合には、同伴者の氏名もお伝えください。参加者には案内状を送付いたします。

★佐野史郎氏による監督映像作品、画ニメ「つゆのひとしずく」は、8月1日より販売されます。

□お問い合わせ

植田正治写真美術館

■担当北瀬
■Tel0859-39-8000
■住所〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3

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