EXHIBITION

個視淡々
植田正治の風景


【概要】

展 覧 会 名:個視淡々―植田正治の風景

会      期:平成28年6月11日(土)−9月4日(日)

開 館 時 間:午前9時から午後5時(入館は閉館30分前まで)

休  館  日:火曜日(祝祭日の場合は翌日)、8月16日は開館

会     場:植田正治写真美術館
         鳥取県西伯郡伯耆町須村353−3 〒689−4107
         tel. 0859-39-8000 fax. 0859-68-3600
入  館  料:一般900円(800円)、高校・大学生500円(400円)、小・中学生300円(200円)
    ( )内は20名以上の団体料金です
主     催:伯耆町/植田正治写真美術館


【展覧会内容】

今回の展覧会のタイトル、「個視淡々(こしたんたん)」は、「虎視眈々」(意味:トラが鋭い目で獲物を狙うように、じっと機会をうかがう様子)という言葉になぞらえた植田の造語で、カメラ雑誌(『日本カメラ』1980年6月号)に寄せた文章のタイトルです。この文章は、植田の〈風景の光景〉と呼ばれるシリーズの一部を「私風景」というタイトルで雑誌に発表する際に記されたもので、その中で植田は次のように記しています。「写真にはテーマが大切、といわれる。私にとっては、“日常”そのものがテーマだからことさら気負わなくても、これでいいのだ、とおもっている。」植田が風景を撮影する際に、なにも風光明媚な場所にこだわることもなく、またことさらにドラマティックな瞬間にこだわったわけでもないことがわかります。何気ない瞬間、“日常”を個性的な「まなざし」で淡々と捉えたのが植田の風景写真なのでしょう。そして、このことは、1970年代から80年代にかけての植田の作品に限ったことではなく、戦前からの作品に共通して見られる植田の特徴なのではないでしょうか。
今回の展覧会では、シリーズ〈風景の光景〉を中心に、戦前からの風景作品も紹介しながら、その変遷を概観するとともに、静かに日常と向き合い続けた植田の個性的なスタイルを浮き彫りにします。大胆な構図、オブジェ的であり静物的なイメージ、逆光、擬人化、ロングショット、クローズアップなど、植田が「個視淡々」と捉えた多彩な作品をお楽しみください。

主な出品作品】
・《停留所の見える風景》1931年頃
・《貝》1946年頃
・シリーズ〈童暦〉より 1959−70年
・シリーズ〈松江〉より 1964−68年
・シリーズ〈風景光景〉より 1979−83年

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