いよいよリオデジャネイロオリンピックが開幕します。現地の日付で8月5日から8月21日まで、熱戦が繰り広げられます。前回のロンドン大会から4年。ここを目標に厳しいトレーニングを積み重ねてきたアスリートたちが頂点を目指し、数多くの感動を与えてくれることでしょう。9月に行われるパラリンピックと合わせて、テレビにくぎ付けとなる日が続きそうです。
リオデジャネイロは南米ブラジルにあり、日本の時差はマイナス12時間(=日本よりリオの方が12時間遅い)。決勝種目のほとんどが現地時間の夜に予定されていますから、日本ではテレビ中継の放送時間帯が午前中になります。仕事の時間と重なるため、テレビの前に陣取ってというわけにはいかない人も多そうです。そのため、街角のモニターに人だかりができるのでは、という観測があります。思い切って観戦タイムを設ける職場もありそうです。
さらに今回は、本県出身選手にも期待が集まります。アーチェリーの川中香緖里選手(琴浦町出身)は前回大会の銅メダリストですし、ボートの冨田千愛選手(米子市出身)はアジア1位です。加えて、忘れてはならないのがホッケーの阪口真紀選手(鳥取市出身)。気迫あふれるプレーが期待されます。テニスやゴルフにもよく知った選手が出場しますから、いっそう応援に力が入ることでしょう。2020年の東京オリンピックに向けて、弾みがつく大会となるよう期待しています。