2016年5月

 ゴールデンウィーク目前となりました。毎年のことながら、特別な計画がなくてもウキウキしてくるのが不思議です。今年は休みの並びがよく、最大10連休となる人も珍しくないようです。家族サービスや農作業などはもちろんですが、知らないうちに溜まったストレスの解消など、自分自身のケアも忘れずにしたいものです。

 さて、少し前のことになりますが、札幌市で3月末に開催された「紙おむつリサイクルシンポジウム」(王子ネピア㈱主催)に出席し、本町で取り組んできた紙おむつ燃料化の事例を発表しました。参加者100名強と予想以上の盛会で、関心の高さが伺えました。

 このシンポジウムは、昨年に引き続き2回目の開催となります。高齢化の進展とともに紙おむつの使用量が増加し、各事業者・自治体がその処理に頭を悩ませている現状から、メーカーが製造責任の一環として取り組まれた経過があります。事業者が排出するごみは事業者の責任と切り捨ててしまうのは簡単ですが、それでは問題は解決しません。

 本町でも全てが順調なわけではありませんが、熱利用という出口まで辿り着いていることに意義があると、改めて感じました。同様の処理システムを志向するところも増えてきており、事例が拡大することで、一層の技術革新につなげていきたいと思った次第です。

こんにちは町長5月号.jpg溝口小入学式で祝辞を送る町長

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