2016年9月

 暑い日が続いた今年の夏でしたが、朝晩は少し過ごしやすくなってきました。これからのシーズンは台風が気がかりですが、大きな災害が起こることなく、実りの秋を迎えたいものです。

 さて、一月ほど前に東北地方を視察する機会があり、念願だった田舎館村(青森県)の「たんぼアート」を見てきました。田舎館村役場の展望台ともう一か所の、2か所から見ることができます。2か所とも3ヘクタールほどの規模で、年間30万人を超える見学者があります。展望台の入場料は300円で、十分お得感のある出来栄えでした。始めた直後の苦労は数多くあったものの、現在では地域住民の誇りとなっていることなどお聞きし、まさに「継続は力なり」を目の当たりにしました。

 田舎館村では、これ以外にも、小石の濃淡を使った「石アート」を展示しておられました。小石の濃淡には6段階あり、上から見下ろすことができる場所さえあれば、面白い取り組みになると思いました。

 このように、工夫次第で地域の魅力を向上させることができます。今夏の町内のひまわりも見事でしたし、ちょっとした取り組みが地域の知性やユーモアを感じさせるものだなと感じました。

こんにちは町長写真変更「風と共に去りぬ」.jpg1939年公開のハリウッド映画「風と共に去りぬ」の名シーンを描いた、平成27年度の第1田んぼアート
ページトップへ