2016年4月

 別れ、そして出会いの時期となりました。多くの人が進学や就職などで故郷を離れますが、その一方で就職や転居などで町内に帰って来られる方もあります。

 近年、本町では転入が転出を上回る社会増となっており、保育所、学校では同学年の町内の出生数を大きく上回るクラス編成となっています。

 若い時期の都市部でのチャレンジには大きな意味もありますが、年齢によって自分らしい暮らし方を目指したり、子育て環境の充実を求めたりと、価値観が変化してきます。今の本町の姿が、徐々にではありますが、生活者の視点から見て、そのニーズに応えられるものとなりつつあることが、人口の動態からうかがえます。

  山間地には山間地なりの地域コミュニティーの維持、都市化しつつある地域には賑わいの創出など、地域の実情にあった対応が、これから一層必要になるとみています。

3月23日には定例町議会において平成28年度当初予算を議決いただきました。持続的な行財政の構造とするためにいくつか工夫をしていますし、これまで取り組んできた子育て支援や健康づくり、インフラ整備や教育の充実などを継続して進めるほか、地方創生の一環として観光振興や特産物育成などへも力を入れる内容としています。詳しくは、町報やケーブルテレビをご覧になってください。

こんにちは町長写真 町議会3月定例会にて.jpg伯耆町議会3月定例会にて
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