2022年6月

 早いもので今年も折り返し地点に近づいてきました。振り返ってみると、新型コロナウイルスは収束にはほど遠い状況ですし、国際平和を大きく揺るがす事態の継続など、予測不能かつ不安の連続でした。そのような中でも、水田に水が張られ田植えがされると、ほっとする原風景が帰ってきたと感じます。普通であることのありがたさ、そしてそれを維持することの大切さを改めて感じるこの頃です。

 さて、本町ではこの春、財政運営についてちょっとした工夫をしてみました。それは借入金の償還年限の短縮です。役場も建設事業などの財源として融資を受けるのですが、最近の経済状況の変化を受けて金利が上昇しています。なるべく安い金利で借りたいのは一般家庭や企業と同じです。このため、通常は管理の容易さなどを考えて10年の償還期間を組んでいたものを半分の5年に短縮し、低い金利で借りることにした結果、支払利息を大幅に節約することができました。行財政改革について、やれることはやってきたという気持ちがあったのですが、こういった工夫の余地はまだまだあると改めて思った次第です。

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