2020年3月

 春の便りがもうすぐ。そんな時期となりましたが今年は何かが違います。この冬、今のところではありますが、ほとんど降雪がありません。生活に不便がないという嬉しい面はありますが、スキーなど冬のレジャーは大きな影響を受けていますし、農業においては水不足が心配されます。また有害鳥獣や病害虫の生存率も高いことから、今後の状況に注意していかなければならないと思っています。加えて、このコラムを書いている段階では終息が見通せない新型肺炎も大いに気になります。今後は遺伝子情報などが分析されワクチン開発などの有効な対策が整えられるでしょうが、まずは一日も早く発生の拡大が止まることを願いたいと思います。私たちも遠いところの話と捉えるのではなく、マスクの着用や、うがい手洗いなど日常的な感染症に対する生活習慣をしっかりと実践したいものです。
 さて役場では新年度の予算編成が終わり、3月の町議会でご審議いただく段階になりました。近年、施設の長寿命化などで予算額が膨らんでいましたが、それらがおおむね終了し、平年ベースに落ち着いてきました。そのような中でも子育て支援や企業誘致に向けた施設改修など必要な事業を盛り込む予定としていますので、町ホームページなどでご覧ください。

定例表彰式で式辞を述べる町長(農村環境改善センター 1月28日撮影).JPG定例表彰式で式辞を述べる町長(農村環境改善センター 1月28日撮影)
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