今年も残すところあと一月となりました。穏やかな天気が続いて過ごしやすかったものの、企業の連続する不祥事にあ然とすることの多かったこの秋でしたが、さすがに冬の訪れを感じさせる空模様となってきました。カメムシが多発した年の冬は積雪が多いとも言われますから、除雪体制をしっかり整えて、冬に備えたいと思っています。
さて、この秋は実りを表すニュースがいくつもありました。米の作柄(でき具合)がまずまずであったことはもちろん、「とっとりバーガーフェスタ」で当地の食材を使ったハンバーガーが高い評価を得たのは嬉しいことでした。
そして、なんといってもビックニュースは、大山Gビールの工場増設。先日、新設備のお披露目と新作ビールの発表があったのですが、いずれも「すばらしい」の一言でした。ドイツ製の新しい醸造設備は、自動化や制御盤の操作面などで格段に性能がアップしており、細やかな管理を行えることでビールの品質向上が期待できるとのこと。また、大容量化を進めたことから、従来の設備に余裕ができ、新作ビールの開発もこれまで以上に期待できそうでした。
創業以来、地元の原材料へのこだわりなどさまざまな挑戦をしてこられたことや、必ずしも順風満帆とはいかない時期もあったことなどを思い浮かべながら、まさに関係者のご努力が結実したとの印象を強く感じた新工場でした。