2019年10月

 猛暑、台風、残暑と厳しい気象が続きましたが、稲刈りが進み、秋らしさを感じることができるようになりました。今年のコメの作柄は平年以上との見込みですから、もうすぐおいしい新米を食べることができそうです。実りに感謝したいと思います。
 さて、毎年この時期、役場では過去一年間の決算を議会において審査いただき認定に至ります。一年間の役場の通信簿のようなものです。昨年度は庁舎改修や保育所・給食センターの長寿命化、光ファイバー網の整備などに積極的に取り組み、施設整備については合併後の総仕上げ段階にほぼ到達したと言えます。その結果、平年を大きく上回る決算額となり、後年度負担等財政への影響を心配される面もあると思います。現在、地方財政は「財政健全化法」に従い、毎年度、財政指標を公表することになっており、町民の皆さんがご覧になってもわかりやすいものとなっています。その中でも「将来負担比率」は過去の投資が将来の財政にどう影響するかというもので、数値が低いほど負担が少なく、投資余力があると判断します。本町は近年、この数値がマイナスで推移し、前年度決算もその水準を維持できました。
 詳しくは町報やケーブルテレビをご覧になっていただきたいと思います。今後も行財政改革に取り組み、その成果を町民の皆さんに還元できるよう職員一同しっかり取り組んでいきます。

みぞくちテラソオープニングセレモニーで挨拶する町長(溝口分庁舎 9月2日撮影).JPGみぞくちテラソオープニングセレモニーで挨拶する町長(溝口分庁舎 9月2日撮影)
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