2023年2月

 兎年だからというわけではないでしょうが、新年も早くも1月を過ぎようとしており、つくづく時が過ぎるのは速いと思います。加えて12月には17時には暗くなっていたものが、だんだんと日が長くなってくると、それだけで気持ちが前向きになってくるのも不思議なものです。町民の皆さんにとって一年が順調な滑り出しとなっているものと思います。

 さて、役場ではこの時期、4月からの新年度に向けた予算編成作業の最盛期となります。公共施設の長寿命化は数施設を残してほぼ完了していますし、急がれるデジタル化についても本年度の補正予算で取り組んでいるものもあるなど、懸案が少なく比較的落ち着いた状況となっています。とはいえ、過去3年間、新型コロナウイルス対策で度重なる補正予算を組まざるを得ない状況が続いてきましたし、新型コロナウイルスと共存する社会の姿についても国においてどのような措置が講じられるのか、まだまだ不透明感が強いのが実情です。上下水道料金や国民健康保険税については据え置きを基本方針としていますから、あとは新型コロナウイルスからの出口を待ちながら、機動的に動けるような余裕を持たせたいとも考えています。

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