しいたけの植菌作業を通した里山保全活動

 米子南ロータリークラブは11月20日(日)、伯耆町清山の「南の森」でしいたけの植菌作業を行いました。この活動は、米子南ロータリークラブの社会奉仕活動の一環で、伯耆町では17年前から里山の保全活動を行っています。

 今回は、子どもたちに環境保全やSDGsなどについて考えてほしいと、ボーイスカウト米子第八団に所属する子どもたちにも声をかけ、合わせて約40名がしいたけの植菌作業をしました。

 参加した子どもたちにとって植菌作業は初めての体験。ロータリークラブの会員や日本きのこセンターの職員に教わりながら、原木に穴を開け、菌を埋め込みました。しいたけが苦手だという参加者も、「この木からしいたけが生えてきたら、食べてみたい」と目を輝かせました。

 米子南ロータリークラブ福井会長は「ロータリークラブでは、17年前から里山保全活動を始め、7年ほど前からしいたけの植菌作業を行っている。木の伐採や除草など里山の整備をすることで、土地や生き物が豊かに生きることができるようになるうえ、しいたけの栽培では人もその豊かさをより身近に感じることができる。今回の植菌体験を通して子どもたちにも環境保全の大切さを感じてほしいし、我々もこの活動を続けていきたい」と話しました。

▼丁寧にしいたけの菌を埋め込みますIMG_8516.JPG

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