B&G財団は7月30日(土)、伯耆町岸本B&G海洋センターで「水辺の安全教室」を行いました。
海や川など、水辺でのアクティビティが楽しめる夏は、水の事故が相次ぐ危険な時期でもあります。鳥取県では今年度もすでに複数件の水難事故が発生しています。
この教室は、水辺での事故にあわないための予防法や思いがけず事故にあってしまった際の対応法について、子どもたちに理解を深めてもらおうと実施されました。
▼「友だちが水に落ちたらどうする?」みんなで考えました
当日は小学生4名が参加し、紙芝居での安全学習後、B&Gセンターインストラクターから指導を受けながら水辺での身の守り方を実際に体験しました。
子どもたちは、「セルフレスキュー(自分の身は自分で守ること)」を合言葉に、水に落ちてしまった際助けが来るまで呼吸を続けるための背浮きに挑戦したりペットボトルやライフジャケットを着用した際の浮き方の違いを実際に感じたりしながら、安全に関する知識や技術を身に付けていきました。
参加した児童は「面白かった。ライフジャケットを着ているときに一番体が浮いていたから、海に行く時はライフジャケットがあると安心だなと思った」と話しました。
8月に入り真夏日、猛暑日が続いています。海や川へ遊びに行く予定を立てる際には、自分の身は自分で守れるよう、セルフレスキューの方法を事前に調べた上で水辺のレジャーを楽しみましょう。
▼ペットボトルを持つだけで、背浮きがしやすくなることを体験
▼ライフジャケットを着て浮力のあるものを持つと、浮く力がより一層高まりました