復興願い10年目「東北支援米」の種まき

 八郷小学校では、東日本大震災(2011年)の被災地・被災者支援のために、「東北支援米」作りに取り組んでいます。東北を支援する会・谷口輝雄会長や学校支援ボランティアとともに、児童たちが田植えや稲刈りを行い、毎年11~12月に福島県の小学校や老人施設へ米を送っています。この活動を始め、今年で10年目になりました。

 6月の田植えに向け、3・4年生の児童18人が4月27日(火)、コメ作りの最初の作業「種まき」を行いました。

 児童らは、谷口会長やボランティアの人から種のまき方、種をまいた後の土のかけ方などを教わると、土の入った育苗箱を受け取り、「これで合っていますか?」「どれぐらいで芽が出ますか?」など質問しながら、箱全体に均一になるよう種をまき広げ、その上からやさしく土をかぶせ、最後にジョーロでたっぷり水をやりました。

 約1時間で20枚の育苗箱ができ上がり、そのうち2枚を小学校に置き、児童らが成長具合を観察するとのことです。

 今後は6月に田植えを行い、10月に収穫、12月にできあがった米を東北へ発送する予定です。

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