植田正治:旅する写真-ヨーロッパ、アメリカ、中国にて-

植田正治:旅する写真-ヨーロッパ、アメリカ、中国にて-

植田正治写真美術館(Vol.14-3

植田正治:旅する写真

―ヨーロッパ、アメリカ、中国にて―

旅する写真1 旅する写真2

1.開催概要

展覧会名〇植田正治:旅する写真―ヨーロッパ、アメリカ、中国にて―

会  期〇平成2131日(日)―67日(日)

開館時間〇午前9時から午後5時(入館は閉館30分前まで)

休館日〇火曜日(祝祭日の場合は翌日)、(但し、55日、56日は開館いたします)

会  場〇植田正治写真美術館

     鳥取県西伯郡伯耆町須村3533 〒6894107

     Phone.0859-39-8000 Fax.0859-68-3600

入館料〇一般800円(700円) 高校・大学生500円(400円) 小学・中学生300

200円) (  )内は20名以上の団体料金です

主  催〇鳥取県伯耆町/財団法人植田正治写真美術財団

2.開催趣旨

「若い時から“旅”は嫌いだった。いまでもそのとおり、独り旅で知らぬ他国へ行くなんてトンデモナイことで、とても、とても、できることではない。」(『カメラ毎日』19854月号「新アマチュア諸君!」)

生まれ育った山陰の地で写真を撮り続け、この地を離れようとしなかった植田正治が突然ヨーロッパ旅行に出かけたのは1972年の晩秋でした。「ヨーロッパの風土や気候は、山陰に似ていた」と語るように、どこか懐かしさにも似たノスタルジックな感情を抱きながらも、見るものすべてを新鮮なイメージとして捉えています。異国の地の風や光を身体に感じ、旅先での出会いや発見を楽しみ、夢中になってシャッターを切っていったのでしょう。この旅をきっかけに、題材や被写体を山陰に限ることなく、アメリカや中国といった国外にも求めるようになりました。常に身近な風景や人物に対し無垢な眼差しを向けていた植田は、どこを訪れてもその姿勢を崩すことなく、対象を独自の視線でとらえ描き出しています。

今回の展覧会では、ファインダーを通して出会う旅の一期一会、そしてどこにいても「写真することを楽しむ」植田の姿勢を感じていただけるとともに、新たな魅力を発見していただけることでしょう。

3.主な出品作品

シリーズ〈音のない記憶〉より 197273年  シリーズ〈中国〉より 198182年 

シリーズ〈カリフォルニア〉より 1985年   シリーズ〈乾燥地帯〉より 198990

●同時開催(1FD展示室)

コレクション紹介展示:植田正治物語―写真するボク―

植田正治の生涯にわたる写真活動の軌跡をご紹介いたします。

■お問い合わせ

展覧会に関するお問い合わせは、植田正治写真美術館学芸担当までお願いいたします。

                                       

 

 

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