写真家・植田正治の軌跡
写真家・植田正治の軌跡 |
第7回とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)参加事業 植田正治写真美術館(Vol.15-2) 写真家・植田正治の軌跡
1.開催概要 展覧会名〇写真家・植田正治の軌跡 会 期〇平成21年9月19日(土)―11月30日(月) 開館時間〇午前9時から午後5時(入館は閉館30分前まで) 休館日〇火曜日(祝祭日の場合は翌日)、9月22日・23日、11月3日は開館いたします。 会 場〇植田正治写真美術館 鳥取県西伯郡伯耆町須村353―3 〒689-4107 Phone.0859-39-8000 Fax.0859-68-3600 入館料〇一般800円(700円) 高校・大学生500円(400円) 小学・中学生300円 (200円) ( )内は20名以上の団体料金です 主 催〇鳥取県伯耆町/財団法人植田正治写真美術財団 2.開催趣旨 2005年から2008年にかけて、植田正治のヨーロッパ巡回展が開催されました。この展覧会は、スペイン、スイス、フランスの計6会場を巡回した大規模な回顧展であり、植田の写真が、国内同様、海外でも高く評価されていることをあらためて証明するものとなりました。作品のセレクションは、フランス人の著名な写真評論家ガブリエル・ボーレ氏が担当し、実際に植田正治写真美術館を訪れ、膨大な所蔵作品のリサーチを1週間にわたり行い、植田の写真の魅力を伝えるに相応しい作品の選択を行いました。1930年代の初期の作品にはじまり、代表作の数々、そして晩年の作品までを網羅するオーソドックスなものではありますが、ヨーロッパのアートとしての写真の歴史を熟知した氏のセレクションは、今までにはない新鮮で魅力的な構成となっています。 1930年代、植田が本格的に写真に取り組むきっかけのひとつとなったのは、海外の前衛的な写真表現が紹介された『MODERN PHOTOGRAPHY』という一冊の写真集でした。その植田が、海外で高く評価され、こうした素晴らしい展覧会が開催されたことは単なる偶然ではありません。ヨーロッパの写真を単になぞるのではなく、独自の表現を模索し、独創的なスタイルを確立した植田だからこそ、その没後に海外でこうした展覧会が実現したのです。本展は、この意欲的な企画の成功を記念し、ヨーロッパの人々を魅了した植田正治の写真家としての軌跡を紹介いたします。 3.主な出品作品 少女四態 1939年 夏の日 1935年頃 シリーズ〈童暦〉より 1955-70年 シリーズ〈風景の光景〉より 1970―80年 シリーズ〈小さい伝記〉より 1974―85年 シリーズ〈砂丘モード〉より 1983-96年 4.展覧会関連イベント カフェ・トーク「植田正治とその時代」 飯沢耕太郎氏(写真評論家) 日時:9月27日(日)14:00~15:30 場所:美術館内2階ラウンジ 定員:50名(申込要) 参加費:1,000円(入館料とコーヒー代込み)
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