開館20周年記念企画展 植田正治の「山陰」
概要
展覧会名 | 植田正治写真美術館開館20周年記念企画展 植田正治の「山陰」 |
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会期 | 2015年9月12日(土)ー2015年11月30日(月) |
開館時間 | 午前9時から午後5時(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 火曜日(祝祭日の場合は翌日)ただし、9月23日は開館します |
会場 | 植田正治写真美術館 〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 tel.0859-39-8000 fax.0859-68-3600 |
入館料 | 一般900円(800円) 高校・大学生500円(400円) 小・中学生300円(200円) ( )内は20名以上の団体料金です |
主催 | 伯耆町/植田正治写真美術館 |
展覧会内容
植田正治写真美術館は、2015年9月、開館20周年を迎えます。1995年、開館時の展覧会は「Ueda-cho:植田正治、その変革なき変遷」でした。海外でも評価の高い表現スタイルに着目した企画であり、その後も多くの展覧会を通して、植田の斬新なイメージ、そして個性的な表現を紹介してきました。そして、今回、20年という区切りを迎えるにあたり、その表現スタイルだけではなく、植田がカメラを向けた場所にも着目しました。無邪気な子どもたち、素朴な人々、何気ないもの、印象的な風景など、植田の写真の多くが山陰の地で撮影されたものです。
植田の写真は、「どこで撮ったか」よりも「いかに撮ったか」がとかく注目されますが、だからといって撮影した場所に意味がないわけではありません。何を感じ、何を表現しようとしたのか、植田の作品を理解する手がかりはその撮影の地にもあるはずです。海、湖、山、そして、そこに暮らす人々、子どもたち、風物、歴史、さらには光や風、「山陰」の何気ない身近なものから植田は多くを吸収し、写真という形で私たちに提示してくれています。
今回の展示では、「どこで撮ったか」を意識しながら、みなさんの体験や記憶と結び付けながら見ていただくことによって、植田の写真、そして写真そのものの魅力を再認識していただけることでしょう。また、その撮影地に行ったことのない方々にも、今回の展示を見ていただき、植田の写真をきっかけにその地を訪れていただくことによって新たな発見をしていただけることでしょう。