展覧会・開催概要
□展覧会・開催概要 |
写真の幻影-ふしぎの世界へ
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■展覧会名 | 写真の幻影-ふしぎの世界へ |
■会期 | 平成19年9月30日(日)~11月30日(金) |
■開館時間 | 午前9時から午後5時(入館は閉館30分前まで) |
■休館日 | 火曜日(祝祭日の場合は翌日) |
■会場 | 植田正治写真美術館 〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 Phone.0859-39-8000 Fax.0859-68-3600 |
■入館料 | 一般800円(700円) 高校・大学生500円(400円) 小学・中学生300円(200円) ( )内は20名以上の団体料金です。 |
■主催 | 鳥取県伯耆町/財団法人植田正治写真美術財団 |
■協力 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
□開催主旨 |
生まれ育った山陰を離れることなく、生涯「写真する」よろこびを体現し続けてきた植田正治がはじめて写真と出合ったのは、近所の青年が見せてくれた暗室の中でした。赤い電球の下、現像液の中で小さな紙片にはじめはぼんやりと、そして徐々に画像が現われてくるさまは、10歳の少年にふしぎへの扉を開いてくれた瞬間だったことでしょう。幼い頃から本を読むことや絵を描くことを好み、自分のなかにお話の世界を築いてきた植田は、カメラを手にして以降、写真の中にそれらを表現することを何よりも楽しみとしてきたのです。レンズを通して見える現実の光景に、自らの心の中に描き出される情景を重ね合わせて、初期の1930年代から2000年に亡くなるまでの間、さまざまな表現技法の変遷を繰り返しながら、植田正治の写真には、どの作品を見てもどこか「現実を超えたふしぎの世界」を一枚の写真に焼きつけようと試みる姿勢が感じられます。 この展覧会では、植田の初期の絵画主義写真から晩年の静物シリーズまでをご紹介します。これらの作品群を通して、写真の中に感じられる幻影のふしぎさ、面白さを、そして写真と遊ぶ楽しさを発見してみてはいかがでしょうか。 |
□主な出品作品 |
停留所の見える風景 1931年頃 棚の下の水面 1954年 シリーズ<童暦>より 1955-70年 シリーズ<砂丘モード>より 1983-96年 シリーズ<幻視遊間>より 1992年 |
□展覧会関連イベントのお知らせ |
●NHK「みんなのうた」の「グラスホッパー物語」でおなじみの高見のっぽさんを特別講師に迎え、ワークショップとおはなしの会を開催します。 ・ワークショップ「のっぽさんと演出写真をつくってみよう」(小学生対象) 10月7日(日) 13:00-15:30 10月8日(月・祝) 10:00-12:30 ・トークイベント・高見のっぽさんのおはなしの会 10月8日(月・祝) 15:00- ※詳しい内容とお申込み方法はこちらをご覧ください。 ●フロアレクチャー 展示作品の解説を行います。 9月30日(日) 11:00-、14:00- |
□お問合せ |
展覧会に関するお問合せは、植田正治写真美術館学芸担当までお願いいたします。 |