2016年1月

 ゆく年を振り返り、新しい年を思い描く時期となりました。毎年のことではありますが、何かしら新鮮な気持ちが満ちてくるもので、時間だけでなく、さまざまな思いや経験が積み重なることの大切さを感じます。町民のみなさまにおかれましては、一年の繁栄を願って、にぎやかで楽しい新年を迎えていただきたいと思います。

 さて、毎年この時期気になるのは、「新語・流行語大賞」。その年の世相を表す言葉が選定されます。2015年の大賞は、予想どおり「爆買い」でした。中国人観光客が増加し、主に都市部で大量のお土産などを購入する様子が、たびたび取り上げられました。私も銀座の百貨店で見たことがありますが、そのパワーのすさまじさを実感しました。

 惜しかったのは、ラグビーワールドカップでの大活躍からブームとなった「五郎丸ポーズ」。それと、選にもれましたが、NHK朝の連続ドラマ「あさが来た」のヒロイン・今井あさが驚いたときに言う「びっくりぽん」。個人名であることや、流行りだした時期の問題もあるのかな、と思いました。加えて、政治的な言葉が多かったことも特徴的で、安全保障関連法案などで国民の政治への関心が高まったことがうかがえました。

 さて、2016年は地方創生の本格的なスタートとなります。内政の充実を基本に、さらに観光や農業の振興などでも現場の取り組みを応援しながら、本町の活力が増すよう努力していきます。

 終わりに、町民のみなさまにとって、新年が希望に満ちた年となるよう重ねて祈念いたします。

町長写真(区長協議会12月定例会).JPG

▲区長協議会12月定例会であいさつする町長(12月4日、伯耆町農村環境改善センター)

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