深まりゆく秋。今年の紅葉がどうなるか待たれるところです。台風の襲来は少なかったものの、猛暑の影響がどう出るのか気になるところでもあります。新型コロナウイルス感染症も落ち着いていますから、自然やグルメなどしっかりと楽しんでいただきたいと思います。

　さて、１０月から年末までのこの時期は町村会などの各種団体が主催する研修会や大会などが数多く開かれます。コロナ禍の中で実施を見合わせてきたものもありましたが、今年は予定通り開催される見込みとなっています。１０月には滋賀県にある研修所で主に西日本の市町村議会議員の皆さんを対象に、地方財政関係の研修講師を務めます。本町の事例を紹介しながら、基礎自治体財政の健全化とその目指すところについての講義ですが、前回から６年間ほど間が空いての再登板となりました。資料を整理する中で、今が新型コロナウイルス感染症や激甚化する災害、少子・高齢化、そして複雑化する国際情勢など、いかに多くの課題を抱えているか改めて意識することとなりました。研修に参加していただく皆さんにも何かヒントが見つかることを願っているところです。