2022年10月

 実りの秋。猛暑、新型コロナウイルスの感染拡大、物価高など困難な課題と向き合った今年の夏でした。そのような中でもお盆に開催した二十歳を祝う会では多くの出席者があり、改めて対面することの大切さを感じましたし、一日も早い新型コロナウイルス感染症からの出口に向けて、ワクチン接種など着実に進めていきたいと思います。ご協力をよろしくお願いします。

 さて、役所では3月に当該年度の会計を閉じ、9月の議会で承認を受けます。企業の年度決算と株主総会のようなものです。概要については町報等でご覧いただきたいと思いますが、皆さんが関心をよせられる財政状況については前年度から健全化が進みました。理由は国から交付される財源が充実したことに加え、平成20年代前半に実施した事業に要した借入金の償還が終期を迎えてきたことです。本町の場合、投資のピークは平成25年までの学校施設、平成30年前後の役場施設でしたから、人口減という要因はあるものの、この改善傾向は続くものとみています。この結果を受け、行政サービスの充実に向けて検討を進めることはもちろんですが、今のうちに将来の投資に向けた準備も徐々にしていきたいと考えています。

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