2017年11月

 紅葉シーズンとなりました。今年は台風の襲来が少なく比較的安定した天候が続いたため、ヤマモミジなどの葉に傷が少なく、きれいな紅葉が見られるのではと期待しています。短い秋の日をしっかり楽しんでいただきたいと思います。
 さて先日、南部・伯耆清掃施設管理組合の視察で中京地区の廃棄物最終処分施設を見学する機会がありました。家庭などから出る可燃ごみは基礎自治体の事務として焼却処理などを行います。残ってくるのが焼却灰などの残渣(ざんさ)で、これまでは久古にあるエコスラグセンターで溶融固化して再資源化し、さらに残った不燃物を米子市内の最終処分場に埋め立てていました。平成27年末には施設の状況を考慮してエコスラグセンターの稼働を停止し、その後は焼却灰を他県のセメント工場などに原料として引き取ってもらってきたところです。
 今回の視察で施設の稼働状況の説明を受けたのですが、いずれもリサイクルのシステムがしっかりしており安心できるものでした。一方で全国的に引き受け依頼が増加していることから、処理の安定化を図るためには当町としても複数の処理先を担保しておく必要を感じた次第です。とはいえ、各家庭から毎日出るゴミですから、まずは減量化、そして、分別、再資源化のための回収に御協力をお願いします。

秋の交通安全運動合同啓発で挨拶をする町長(Aコープみぞくち 9月26日撮影).JPG秋の交通安全運動合同啓発で挨拶をする町長(Aコープみぞくち 9月26日撮影)
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