2017年12月

 今年も残すところ一月余りとなりました。突然の解散総選挙で政治構造が大きく動きましたが、国民目線で安心・着実といった点が大きく勝敗を左右したのではないかとみています。県内から選出された国会議員の皆さんのご活躍を期待するとともに、わが国の安心安全、持続的な成長が図られるような政治のかじ取りを願いたいと思います。
 さて、この秋は本町の農業にとってうれしいニュースが続きました。一つ目は5年に1度開催される和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」で鳥取県が優秀な成績をおさめたことです。鳥取県選手団を構成したのは大半が本町の牛で、これまで改良に心血を注いでこられた生産者の努力が結実したものです。とはいえ、鹿児島、宮崎といった大産地との差はまだまだ大きいものがありますから、規模に対して綿密な分析や工夫でどう立ち向かっていくのか、今後の戦略が期待されるところです。
 もう一つは、小町の遠藤光明さんの新嘗祭献穀米の献納が無事に終了したことです。生産者としてだけではなく、地域農業のリーダーとしての力量を見込まれての本年度奉仕者でしたが、立派にその大役を務めていただきました。ご家族はもとより地域の皆さんの負担も相当なものだったと推察されますから、皇居での献納は感極まるものがあったと思います。今後の一層のご活躍をお祈りしたいと思います。

伯耆町操法大会であいさつする町長(消防学校 平成29年11月5日撮影).JPG伯耆町操法大会であいさつする町長(消防学校 平成29年11月5日撮影)
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