辻 晋堂

辻 晋堂

▲作品「拓士の像」

明治43年に二部村二部で生まれ、二部尋常高等小学校卒業後、彫刻家を志して上京、独立美術研究所に学ぶ。日本美術院展に入選し、若くして才能の非凡さを認められ、院友を経て昭和17年同人に推挙され、木彫の代表的作家として高い評価を受ける。戦時中は郷里に疎開して、県立日野農林学校に奉職し、郷土文化にも多大な影響を与えた。昭和24年京都市立美術専門学校(現芸大)教授に就任。彫刻の世界に新たな領域を開くなど、彫刻界に多大な足跡を残すとともに、世界的彫刻家として名声を博し、文化の向上・振興に寄与された。町内の主な展示品として、「拓士の像」(現伯耆町立二部小学校前)等がある。

昭和53年度の京都市文化功労者に選ばれた。

昭和56年に他界。

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