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桝水地蔵・桝水地蔵尊祭 ますみずじぞう・ますみずじぞうそんさい

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水の恵みに感謝し、大干ばつの餓死者を悼む地蔵祭

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山仕事をする人や旅人が重宝した「真清水(ましみず)」跡に建立された桝水地蔵。元禄9年(1696)の大干ばつで亡くなった人々を慰めるため、美作国の宗真という法印が、長い年月をかけて浄財を集め、亨保5年(1720)に石の地蔵を刻み、隔夜48日間餓死者の供養を行ったというのがこの地蔵祭りの始まり。お祭りは毎年7月に行われます。

桝水地蔵

大山の中腹から山麓にかけては大変水が少なくて、昔からあちこちで水争いが絶えませんでした。広い桝水高原には、ただ1か所年中玉の様な水がわき出る所があり、山仕事をする人や旅人はこの水を「真清水(ましみず)」と呼んで大変重宝にしていました。
元禄9年(1696)は夏中日照りが続き、この年大山寺本坊ヘの使者が炎天の中を桝水高原まであえぎながら登ってきましたが、楽しみにしていた真清水はひと滴(しずく)もわいていなかったのです。桝水高原の真清水さえかれる大干ばつでありました。また、その冬は大変な豪雪でもありました。金屋谷長昌寺の古文書に、この年檀徒が73人も餓死したと書かれています。

地蔵祭

この話を聞いた美作国の宗真という法印は長い年月をかけて浄財を集め、亨保5年(1720)石の地蔵を刻み、隔夜48日間餓死者の供養を行いました。
ここでは毎年7月下旬に地蔵祭りを行っています。

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桝水地蔵・桝水地蔵尊祭開催概要

開催地 大山桝水高原・観光リフト・フィールドステーション周辺
開催期間 毎年7月下旬17:00~
お問い合わせ 0859-68-4211(伯耆町役場 商工観光室)

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