2016年7月

 梅雨真っ只中のこの時期から秋にかけては、毎年のことではありますが、集中豪雨が心配されます。近くにある排水路をこまめに清掃するだけで、ずいぶん被害の発生リスクが減ります。もしもの時に使える土のうを集落で備蓄していただくなど、身近な防災対策に努めていただければと思います。

 さて今回は、「ラニ」をご紹介します。ご存知ない方が多いと思いますが、アメリカ生まれ伯耆町育ちのオスの競走馬です(母馬は日本の天皇賞馬ですから、人間でいえば帰国子女?)。

 満3歳となった今年、3月にはドバイで開催された国際競争で優勝して大きな注目を集め、4月以降はダート競争の本場であるアメリカに戦いの場を移し、この世代の頂点を極める3連戦にすべて出走。このコラムを書いている時点では勝利こそないものの、未知の舞台で大健闘しています。6月11日の第三戦目で、待望の勝利をおさめてくれることを期待しています。

 今回のラニの戦いを見るにつけ、挑戦することの大切さを感じます。挑戦を無謀と切り捨てることは簡単ですが、少なくとも関係者は一定の成算をもって挑戦を続けておられることは確かですし、それを支える日頃の膨大な努力の積み重ねが基礎となっているのだろうと思います。

 夏にはラニが帰ってくると思われますから、今年の大山ヒルズ見学会ではひと回り成長したラニに会えることを心待ちにしています。

こんにちは町長写真差替え.jpg地beer fest大山2016開会式にて(桝水高原、6月11日)
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