2018年11月

 地震、洪水、台風と大規模な災害が相次いで発生しました。平成最後の一年がこのような年になるとは、まさに想定外だったと思います。そして今なお続く被災地の混乱に対して、募金や消費といった一人一人ができることで応援していかねばならないと感じています。皆様の御協力をお願いします。
 そして災害を通して、日頃当たり前と思っている上下水道などの基礎インフラ、電力などのエネルギーの大切さを思い知らされることにもなりました。上下水道については仮設等で急場をしのぐこともできますが、電力については現状では施設の復旧以外に方法がありません。本年の7月にはエネルギー基本計画が策定されており、再生可能エネルギーの拡大などが盛り込まれていますが、実効性を上げていくのはこれからです。今年の災害を教訓にエリアごとに一定規模の蓄電設備を確保するといったことも現実味を帯びてくるかもしれません。
 基礎自治体としては力が及ばない分野ではありますが、非常用電源については設備を設けていますし、多人数を受け入れる避難施設として予定している体育館などの太陽光発電設備についてもしっかり保守していきたいと考えています。加えて、上下水道をはじめとする基礎インフラについても老朽化対策を講じていきます。

レジャー&サービス産業マネジメントセミナー2018(東京ビッグサイト 10月15日撮影).JPGレジャー&サービス産業マネジメントセミナー2018(東京ビッグサイト 10月15日撮影)
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