2018年2月

 早いもので新年もあっという間に一月が過ぎようとしています。今年の干支は戌(いぬ)。近年の空前の猫ブームの中で少し影が薄くなっているようですが、改めて飼い主への忠実な姿勢など犬本来の良さが認識される年になってほしいと思います。
 さて、犬の真面目さゆえかもしれないのですが、犬を含むことわざには慎重なものが多くあります。「犬猿の仲」「犬も歩けば棒にあたる」「飼犬に手をかまれる」などなど。ことわざの性格上、戒めの部分が多くなるのは致し方ない面はありますが、眺めてみて「う~ん」と唸ってしまった次第です。そのなかで「なるほど」と思ったプラス思考のことわざは「生ける犬は死せる獅子にまさる」。死んでしまっては何にもならないことのたとえとされています。理想を掲げることは大切なことですし、それがないと頑張りようがないのはそのとおりですが、一つ一つ課題解決に取り組まないと良くならないのが現実ですし、本町のような基礎自治体の役割はそこにあると思います。
 これから本格的な積雪時期を迎えます。最後に除雪への御協力もお願いし、今回は戌年の初めに当たり考えたことを文章にさせていただきました。そういえば、大リーグ挑戦の大谷翔平選手も戌年とのこと。才能を勤勉さが支えているのでしょうね。

伯耆町消防出初式で訓示をする町長(伯耆町農村環境改善センター、1月7日撮影).JPG伯耆町消防出初式で訓示をする町長(伯耆町農村環境改善センター、1月7日撮影)
ページトップへ