2018年3月

 春の便りが待ち遠しい時期となりました。平昌オリンピックの盛り上がりの中、極端な寒波が長く居座り、低温、積雪が続いたこの冬でしたが、桜の開花は平年並みか早まりそうとの見込みもあるなど、春は着実に近づいているようです。とはいえ、インフルエンザの流行が続いているようですから、こまめにうがいや手洗いをするなど健康管理に引き続き気を付けたいものです。
 さて毎年この時期になると気になるのが花粉症。ティッシュペーパーが離せなくなる人、目薬が離せなくなる人などなど、まさに現代病ともいえるような蔓延状態となります。
 原因はスギ、ヒノキなどの花粉で、これらに対して人体が引き起こすアレルギー反応が花粉症とされていますから、人によって症状に差があるのはアレルギー特有のものといえます。かつては日本の森林の大半は広葉樹でしたが、戦後の大量植林を経て針葉樹が50%を占めるまでになっていることに加え、一斉に花粉が出る樹齢になったのが花粉症発生の背景と言われています。もちろん、森林の豊かさも大切ですから、なんとかマスクなどで防御を固めて、うまく付き合っていかないといけません。
 今年の花粉の飛散時期は二月下旬から、飛散量は平年並みとされていますが、お隣の島根県では非常に多いとの予想です。しかし、飛散量と症状は直接的な関係はないとのことですから、一安心といったところです。

定例表彰式・叙勲祝賀式で祝辞を送る町長(農村環境改善センター、1月30日撮影).JPG定例表彰式・叙勲祝賀式で祝辞を送る町長(農村環境改善センター、1月30日撮影)
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