行く年を振り返り、そして新しい年に希望を膨らませる時期となりました。皆さんはどちらの比重が高いでしょうか。思い返すと実に激しく動いた令和４年でした。北京オリンピックの熱気に包まれ期待が膨らんだのもつかの間、ロシアによるウクライナ侵攻が起こり、国際平和、経済に多大な影響が今もなお続いています。夏には参議院議員選挙のさなか、安倍元総理が銃撃され亡くなられるという悲惨な事件もありました。そして秋から急速に進む円安・物価高騰は経済活動や生活者を直撃していますし、新型コロナウイルス感染症も出口を見つけることができない状況です。何が悪いという決定的な原因があって、それを解決することができればよいのですが、あまりにも事態が複雑で体系的に対処することが難しい状況なのかもしれません。

　などと暗い話になりましたが、それでも極端な悪循環に陥ることなくなんとか前に進んでいることは評価できると思いますし、我が国の底力なのだろうと思います。年末のサッカーワールドカップでは我が国はもとより世界各国の若い力が躍動し、将来に期待が高まるものでした。新しい年に大いに期待し、基礎自治体としても町民の皆さんの生活満足度が上がるよう着実に取り組む一年にしたいと考えています。