新型コロナウイルス感染症がまん延している状況で、大雨など自然災害に備え避難所が開設される場合、感染症対策に万全を期すことが重要となります。
伯耆町では、避難所の十分な換気やスペースの確保等の準備を進めておりますが、みなさまにも自助共助としての感染症対策を可能な限り実施していただくようお願いします。
避難される前に、自分や家族などの健康状態を確認してください。なお、次のような症状がある方は「発熱・帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。 また、以下の症状に当てはまらない場合でも、発熱や呼吸器症状があり、かかりつけ医を受診される際は、事前にかかりつけ医に連絡してから受診してください。
(目安となる症状)
■息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
■重症化しやすい方(※)や妊婦の方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
(※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
■上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
※小児の場合も、上記を目安とすること。
(このほか、初期症状の可能性があるもの)
■味覚、嗅覚の異常(味や匂いがわからなくなる)
伯耆町ハザードマップ等でお住まい地域のリスクを確認いただいた上で、避難所への避難のほか、安全な近隣の親戚・知人宅への避難も検討してください。
災害が直近に迫っている、もしくは避難行動を取ることが危険だと判断される場合は、宅内2階以上への垂直避難を検討してください。事前にハザードマップをご確認ください。
可能な限り、必要な備蓄品や、マスク・体温計・消毒液などを持参していただくようお願いします。
避難所では、基本的な衛生対策(マスク着用の徹底、手洗いや咳エチケットなど)を徹底してください。また、避難者同士が十分な距離をとること(概ね2m)、十分な換気を行うよう心がけてください。
そのほか、発熱や咳などの症状がある場合は、すぐに避難所の担当者に報告してください。