インフルエンザ・新型コロナなどの急性呼吸器感染症(ARI)を防ごう!

日ごろの予防策で、ウイルスの感染経路を断つ!

 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめとする、急性呼吸器感染症(ARI)は、一人ひとりの感染対策が重要です。咳やくしゃみから飛び散ったウイルスを吸い込む「飛沫(ひまつ)感染」や、手に付いたウイルスが鼻や口を通って体内に入る「接触感染」を防ぐことがポイントです。

※急性呼吸器感染症(ARI)とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は、下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。

場面に応じたマスク着用

医療機関を受診する時、混雑した列車やバスに乗車する時、高齢者施設を訪問する時などは、マスクを着用しましょう。

こまめに丁寧な手洗い・うがい

帰宅時、食事の前、咳やくしゃみを手で受けた時など、手に付いたウイルスを洗い流しましょう。帰宅時や食事前のうがいも大切です。薬用石けんや手指消毒薬は、感染予防に有効です。

室内のこまめな換気、適切な湿度(50~60%)の保持

屋内では空気の出入り口を2か所作り、空気の流れを作る工夫をするなど換気に努めましょう。冬でも室温の下がらない範囲で常時窓を開けましょう(室温は18℃以上が目安です)。

普段から、栄養と睡眠を十分にとり、身体の抵抗力を高める

1日3食規則正しく食べ、栄養バランスのとれた食事を心掛けましょう。適度な運動を習慣にして体力を高め、十分な休養で疲れを残さないようにしましょう。

ご希望の方は、早めのワクチン接種を

インフルエンザワクチン、新型コロナワクチンと他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。同時接種については、かかりつけ医にご相談ください。

感染したかな…と思ったら

自宅で療養するときは

自宅療養で大切なのは、患者さんの体調を管理すること、家庭内で感染を拡大させないことです。症状が出てから5日間程度(インフルエンザについては、熱が引いてからでも2日間程度)は他の人に感染させる可能があります。以下の点に注意しましょう。

・部屋の換気をする(1時間に1回程度)
・患者さんに接する時は、念のためにマスクを着用し、看病の後は手を洗う
・家族一人ひとりが感染予防に気をつける

医療機関受診

マスクを着用し、早めにかかりつけ医や最寄りの内科・小児科を受診しましょう。受診する時は、事前に咳・くしゃみなどの症状があることを電話で相談し、医療機関の指示に従ってください。

※受診の目安として、高熱があり、咳やのどの痛み、体のだるさがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

Icon 急性呼吸器感染症予防チラシ.pdf (462.4 KB)

鳥取県感染症対策センター

2025/11/21
健康対策課・健康増進室
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電話:0859-68-5536
FAX:0859-68-3866
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