百日咳が流行しています!

 全国的に百日咳の流行が拡大しています。鳥取県では昨年から先行して流行していた県東部地区に加え、西部地区においても主に小学生から中学生の患者報告が増加しています。百日咳の免疫を持たないワクチン未接種の乳児の感染は、重症化のリスクが高いとされており、特に新生児・乳児とその家族などにおいては注意が必要です。

 今後も感染拡大が予想されますので、感染予防に努めましょう。

学校・家庭・地域での感染予防

(1)百日咳は通常7~10日間程度の潜伏期を経て、普通のかぜ症状で始まり、咳の回数が増えて程度も激しくなり、次第に特徴ある発作性けいれん性の咳(痙咳:けいがい)となります。百日咳菌による感染症で、感染経路は飛沫・接触感染です。

◎咳などの症状がある人は早めに受診しましょう。

◎マスクをつけ、咳エチケットを守りましょう。

◎手洗いやうがいをしっかり行いましょう。


(2)乳児が百日咳に感染すると重症化するおそれがあるため、咳等の症状のある方は近づかないようにしましょう。予防接種の対象月齢になったら、できるだけ早く予防接種を受けましょう。 

 

学校保健安全法に基づく出席停止について

 百日咳は、学校保健安全法に基づき、「特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで」出席停止とすることとされています。 
 主治医の指導に従い、適切に治療、療養するとともに、部活動や地域行事への参加も控えましょう。 

鳥取県感染症情報センターホームページ:百日咳

2024/11/13
健康対策課・健康増進室
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