~風しんの追加的対策(第5期予防接種)について~
風しんの予防接種は、現在は定期接種として行われていますが、これまでに定期接種の機会がなかった昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は、他の年代の方より抗体保有率が低く、風しんにかかるリスクが高いと言われています。
このため、令和元年度より上記の方を対象に「風しんの追加的対策」が3年間実施され、その後、令和7年2月末までの3年間、実施期間が延長されています。
対象者の方には、クーポン券(有効期限:令和7年2月28日まで)を再度お送りしていますので、まずは「抗体検査」を受けていただき、風しんの抗体があるか確認をお願いします。
また検査の結果、十分な抗体がなかった場合には「予防接種」の対象となりますので、早めに予防接種を受けましょう。
クーポン券を使っていただくと、抗体検査・予防接種ともに無料で受けられます。
●対象者 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性
●接種ワクチン MR(麻しん風しん混合)ワクチン
●費用 無料(クーポンをご利用いただいた場合に限ります。)
●実施医療機関
抗体検査・予防接種を受けられる町内医療機関
実施機関名 |
所在地 |
電話番号 |
大山リハビリテーション病院 |
伯耆町大原927-1 |
0859-68-4111 |
なかむら医院 |
伯耆町大殿1086 |
0859-68-2123 |
飛田医院 |
伯耆町溝口243-2 |
0859-62-1023 |
伯耆中央病院 |
伯耆町長山152-1 |
0859-62-1212 |
※曜日や時間帯が決まっていることがありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
※上記以外の医療機関については、厚生労働省のホームページをご確認ください。
※伯耆町住民健診でも風しん抗体検査が受けられます!!
詳しくは、4月中旬にお送りした「令和6年度伯耆町住民健診 大切なお知らせ」をご覧ください。
★伯耆町へ転入された方へ
転入前に交付されたクーポン券は使用できませんので、抗体検査・予防接種を希望される方
は、伯耆町健康対策課へ次の2つを持参し、伯耆町のクーポン券をお受け取りください。
・本人確認書類(運転免許証、保険証等)
・転入前に自治体から交付されたクーポン券
※転入前の自治体からクーポン券が交付されていなくても、対象者の方には伯耆町のクーポン
券を交付します。(この場合は、本人確認書類のみお持ちください。)
★伯耆町を転出された方へ
転出された方は、伯耆町が交付したクーポン券は使用できませんので、転入先の市町村のク
ーポン券の交付を受けてください。
よくあるご質問
Q どうして風しんの追加的対策を実施しているのですか?
A 風しんは、感染症の飛まつ(唾液のしぶき)などによって他の人にうつる、感染力が強
い感染症です。妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、出生児が先天性風しん症候群(眼
や耳、心臓に障がいが出ること)になる可能性があります。
大人になって感染すると無症状~軽症のことが多いですが、まれに重篤な合併症を併発
することがあります。また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあるので、感染を拡
大させないためには、予防接種によって社会全体が免疫を持つことが重要です。
Q クーポン券を忘れた場合はどうなりますか?
A クーポン券がない場合、原則、抗体検査や予防接種をうけることができません。
実施医療機関によっては、任意での受診とみなされ、費用が全額負担となる可能性もあ
りますので、必ずクーポン券を持参してください。
Q 抗体検査を受けずに予防接種を受けていいですか?
A ワクチンを効率的に活用するため、十分に抗体のない方だけを予防接種の対象としてい
ますので、まずは抗体検査を受けてください。
【ワクチンの副反応】
主な副反応は、発熱と発疹、局所症状(疼痛、腫脹、硬結、熱感等)です。まれにみられる副反応としては、アナフィラキシーという重いアレルギー反応、血小板減少性紫斑病、脳炎等があります。
【予防接種健康被害救済制度】
定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障がいを残すなどの健康被害が生じた場合には、国の審査会にて審議します。審査会で予防接種によるものと認定された場合は、予防接種法に基づく給付を受けることができます。